1998-05-12 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第20号
それを受けて国は、原子力政策円卓会議、原子力シンポジウム等々精力的にやったと私は評価をしておりますけれども、ここのところ中断といいますか一休み状態にあるのではないかというふうに思うわけでございます。
それを受けて国は、原子力政策円卓会議、原子力シンポジウム等々精力的にやったと私は評価をしておりますけれども、ここのところ中断といいますか一休み状態にあるのではないかというふうに思うわけでございます。
原子力シンポジウムがございまして、専門家がこの間大々的に原子力の問題をディスカッションいたしまして、議長は日本学術会議の伏見さんがおやりになりましたが、そのときに何が一番問題になったかと言うと、原子力発電所が一生かかって生んでくるエネルギーと、原子力発電所をつくったり運営していくために消費されるエネルギーとの間でどちらの方が多いのかという、これについて有名なERDAからのレポートがございまして、十年
○山野政府委員 原子力シンポジウムにつきましては、原子力委員会におきましても早くからその必要性を認めておられまして、実は、一昨年の九月以来、日本学術会議と協力しまして原子力シンポジウムを開催すべくいろいろ努力をしてまいったのでございますが、この両組織でいろいろ相談する途中におきまして、日本学術会議の方の内部事情によって協力の継続が非常にむずかしいという状況になりまして、現在は両者の連絡が中断したままになっておるわけでございます
○政府委員(山野正登君) 先ほど申し上げましたように、この原子力シンポジウムを原子力委員会が日本学術会議と話し合いを始めていくという意思決定をしましたのは九月でございますので、御指摘の六月の時点という時点ではまだ委員会は何ら方針を決めていない時点、つまり、いろいろな案について検討をしておった時点でございますので、そういう時点においてあるいは御指摘のような構想が一つの考え方としてあり得たかと思います。
○政府委員(山野正登君) 私どもは終始いたしましてこの原子力シンポジウムというものは原子力委員会が発議し、原子力委員会が主催して行うというふうに考えておりまして、日本学術会議等がシンポジウムを行う企画があり、これに原子力委員会が協力するという形ではないと考えております。
○政府委員(山野正登君) 原子力シンポジウムは原子力委員会の主催でございまして、これに日本学術会議の協力を求めるという形で現在まで進められております。
○山野政府委員 御指摘の原子力シンポジウムにつきましては、原子力委員会を中心にいたしまして、昨年九月以降、鋭意開催する方向で、日本学術会議の協力を得まして、検討を進めてまいったものでございます。
つまり、原子力シンポジウムは、ただいま申し上げましたように、科学的な立場から専門家の科学者、技術者等に研究討論をしていただく場というふうに考えておりますし、公聴会の方は、昭和四十八年の原子力委員会の決定に基づくものでございまして、安全審査の一環として、その地元の特殊事情等を地域住民の方々から聴取して、これを安全審査に反映していくという趣旨で開催されるものでございまして、全く別の性格でございます。
○政府委員(生田豊朗君) 原子力シンポジウムでございますけれども、軽水炉の安全性につきまして、先生御承知のようにいろいろの意見がございます。むしろ一般国民といたしまして、ある専門家は安全だと言い、ある専門家は危険だと言う、どちらの専門家を信じたらいいのだろうかというような疑問がございます。
学術会議は、原子力シンポジウム等をやっておられますし、また、学術会議できめられた御意見につきましては、勧告権も持っておられますので、また別の場所として学術会議は御審議される、自主的に審議される機会はあるのではないか、こう考えております。
この長期計画の問題というものは、とにかく日本の将来にとって非常に重要な問題でございますので、この問題は、ことしの二月に東京で開かれました原子力シンポジウムの際にも、パネル・ディスカッション等が行われまして、いろいろな議論が出たわけでございますが、その際にもただいま申しましたような意見というものが相当出ておるわけでございます。
御承知のように、わが国の原子力平和利用もいよいよ動力炉の研究開発の段階に到達ぜんとし、関係各位において動力炉設置計画に関する諸般の問題について論議を重ねておられるのでありまするが、先般の原子力シンポジウムにおきましても、この問題について活発なる討論が行われ、また原子力発電株式会社においては、訪英調査団を組織して、コールダーホール改良型原子炉について調査、交渉を行い、先般帰国せられたのであります。
わが国におきましても、先般の原子力シンポジウムにおきまして、核融合反応に関する諸論文の発表があり、ようやくこの研究に対する世間の注目を集めて参ったのでありますが、来年度においては、わが国独自の研究成果を期待し得るのではないかと考えられるのであります。